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映画ムーンライトのネタバレと感想!ブラピが映画界を変えるかも

   

アカデミー賞の作品賞として選ばれ話題になった映画ムーンライト。

早速見ました!

ララランドは物凄くカラフルで派手なイメージがありますが、

ムーンライトは全く逆の映画だと言っても良いと思います。

ムーンライトが気になるけどどんな感じなのだろう?

自分は好きになるかな?

と思う人もいると思うので、ネタバレと感想(評価)なども

いろいろと紹介していきますね!

 

また、この映画の総指揮監督といえば、ブラッド・ピットです。

ブラッド・ピットの会社プランBの映画の傾向なども追跡したいと思います。

 

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映画「ムーンライト」予告



少年の成長が描かれていく様子がとてもうまく予告に出ていると思います。

そして、ストレートに言うと、この予告は観客を裏切るものではないですねw

以前みたパッセンジャーが余りにも裏切り予告だったので。

予告を見ても分かるかと思いますが、これは同性愛者の物語です。

なので、そういうのが苦手な人は遠慮したほうがいいかもしれないですね。

 

映画「ムーンライト」あらすじ



主人公の男の子、シャロンはとても内気でほとんど喋らないとても静かな少年だった。

学校ではいつもいじめられるのが日課のシャロン。

ある日、いつものようにいじめられっ子に追いかけられて居たところをちょうど

麻薬ディーラーのフアンが助けることになる。

 

フアンは優しく話しかけるがシャロンは全く話さない。

フアンは自分の住む所へシャロンを連れていき、一晩泊めてやる。

そしてその後もフアンはシャロンに会いに出かけ、二人の仲に友情が芽生える。

そしてフアンを父親のように慕うように。

 

学校ではシャロンは友達はケビンだけだった。

そして高校へと進学。

高校でもシャロンはいじめられっ子のままだった。

母のポーラは相変わらず麻薬に溺れ、シャロンは母を嫌っていた。

 

そしてある日シャロンが1人寂しく海辺にいると、ケビンがそこへ現れる。

二人は月明かりが輝く夜に心を寄せていくのだったが。。。。

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映画「ムーンライト」の評価は?

それではアメリカでのムーンライトの評価を見てみましょう。

私がいつも利用するロッテン・トマトさんのサイトでは

 

批評家の評価 = 97点

一般人の評価 = 81点

 

なんと、批評家の評価が97点もあります!

ほぼ満点に近いですね〜

それと比較して一般人の点数は81点。。。

ちょっと批評家と一般では開きが大きい気がしますね

 

さて批評家はどんなことを言っているのでしょうか?

 

🔵これは滅多に触れられることのない内容の恋愛や、人種について触れられているとても心にグッとくるインディー映画だ。

🔵この「ムーンライト」は今年一番楽しめた映画だった。

🔵それぞれの演技や話の展開がとても黒人の自己愛について必要な要素をを見出している。

🔵この世にジェンキンスが作る作品のようなものがもっと出てくるべきだ。

 

と、どの批評家も絶賛です。評価の1ページの中に普通はおすすめしないマークがあったりしますが、

オススメマークしかない。凄いことになっています。

 

それでは一般の人の評価はどんな感じでしょうか?

 

🔵この話はピクチャー賞をアカデミーで取ってるけど、美しいというよりはとても印象的で重要内容だと思う。★★★★

🔵もうすでに3回観たけどやっぱりこれが2016の最高作品だね。★★★★

🔵自由主義者のクソ映画。見る価値なし。なんでこれがアカデミー賞を受賞したかわからない★

🔵スラングや汚い言葉使いはまぁ、納得できたけど。恐らく普段そういう話し方してるんだろうから。演技はとても良かったよ。でも話の内容が薄っぺらくてあまり興味深いものだとは思わなかった。★★

🔵これは1人の男の人生の話なんだよ。犯罪者でもなく、政治に関わっているわけでもなく。ただの男のね。★★★★

🔵話のテンポは遅いしつまらなかった。 なんでこれがアカデミー賞受賞作品なんだ?ララランドの方がよっぽどいい。★★

 

私は普段一般の人の評価と意見がだいたい同じなんですが、

今回非常に評価を読んでいて不快に思いました。

ロッテントマトのアカウントのプロフに写真を載せている人が結構いるのですが、

この映画の一般人の評価って白人ばっかりなんですよ。

写真がない人はひょっとしたら黒人の可能性もありますが。。

でも写真が載っているひとは白人ばっかりで、そして酷評している人の言葉が

私自身の気のせいなのかもしれませんが、

「黒人の同棲愛の話なんか興味ないんだよ」

と言っている感じがするのです。

 

私、一応15年くらいはアメリカに住んでいる経験があるので、

大体人種差別についてのアメリカの現状を知っています。

とくに私はまだ差別が強く残っている地域にいたので、

人種差別は残念ながら沢山のアメリカ人の根底に残っています。

これは本当に悲しいことだと思いますね。

 

実際に私にも友好的な人でも根底に黒人との差別があったことを発見したこともありました。

この映画を観て私は白人の人はどう思うのだろう?と少し疑問に残っていましたが

やはり一般の感想を観ているとそれが顕著に出ているような気がします。

 

映画「ムーンライト」のネタバレと結末

ここからは、ムーンライトのネタバレや結末について触れていきますので、

話がどうなったか知りたくない人はこの部分を避けるようにお願いします。





この話はシャロンが成長していく様子を主に描いていますが、

小さい時からシャロンは

「ゲイ野郎」

と言われていじめられます。

そして、本人もなんとなく自分はゲイなんじゃないか、という自覚すら持っています。

おそらくそうなった原因は麻薬漬けの母親を嫌いだったこともあるでしょう。

 

そして仲良くなったフアンにある日

「ファゲット」

とは何か?と聞きます。

 

これはスラングで男性のゲイのことを指します。

フアンはファゲットとは相手がいるから

ゲイだと証明できるのであって、お前の場合は相手がいるわけじゃないし

ファゲットにはならないんだ。

と説明します。

 

子供時代のときはそれくらいの描写で終わりますが、

シャロンの性の目覚めは高校生でさらに大きく変わります。

 

フアンは実は友達のケビンに密かな思いを抱いていました。

そしてある日、海辺でケビンと出会います。

お互い仲良く話していますが、ふとそういう雰囲気になり、

お互いが好きであることが分かります。

そしてケビンはシャロンのズボンに手を入れ、快感を与えてやります。

 

しかし、二人は同じ高校に通う生徒でもありました。

学校でギャング的な存在の男子生徒はケビンに誰か気に食わないやつをやっつけないか?

と誘われます。

ケビンは怖かったのでしょうか?その誘いにのってしまいます。

そして標的として選ばれたのがシャロンでした。

ケビンは「こいつを殴れ」

と言われ、反抗できずにシャロンを殴ってしまいます。

シャロンは殴られてもまた立ち上がります。

立ち上がるとケビンはまた殴らなければいけません。

そしてケビンは3発シャロンに殴り、その後シャロンはギャングチームにボコボコにされます。

 

シャロンは学校の人に助けられますが、

刑事沙汰にはせず、黙ったままでした。

そして先生に言います

「あなたには理解できないんですよ」

泣きながら。

 

そしてシ~ンは大人へと。

シャロンは高校のときとはうってかわって、体を鍛えマッチョになっています。

そんなある日、シャロンにケビンから電話が。

まさかケビンだと思わず出てしまうシャロン。

ケビンは

「シャロンに似た男が来て、ある曲をかけたんだ。だから懐かしくなってかけたんだよ」

といい、自分はレストランで働いているから故郷を訪れるときは来てくれ

と伝えて電話を切ります。

 

シャロンはこの電話にとても衝動を隠しきれません。

しかし、故郷を訪れることにします。

 

シャロンの母は厚生していて、昔自分が犯した過ちについてシャロンに謝ります。

母親に会ったあと、シャロンはケビンの元へ。

ケビンはシャロンだと始め分からず、とても驚きます。

そしてワインや夕食をごちそうします。

 

ケビンは若気の至りで子供が出来てしまって、今はその子供のために働いていることを話します。

その後、ぎこちない会話をしながら二人はケビンの家へ。

 

シャロンはあまり現在の自分について話したがりませんでしたが

次第に自分の殻を脱ぐようになります。

そして涙を流しながら言います

 

「オレはあれから誰にも触られてないんだ。」

 

なんとシャロンはケビンとの事があって以来、誰とも関係を持たず1人孤独に生きていたのでした。

 

その後二人が抱き合って寝ているシ~ンが映ります。

 

THE  END

 

映画「ムーンライト」の感想

私はこの映画はとても良いと思いました。

なんか、男の人同士の話で、監督も男の人なんですけど、とても少女漫画な感じがしましたw

すごく繊細で、ピュアなんですよね。

最近では白人の中では同性愛って流行っているってくらい沢山いますが、

私はあまり黒人世界の中には存在していたことがなくて、どれくらい同性愛の割合があるのか

よく分かりません。

ただ知っている人たちはストレートが多いです。

過去に1人だけしか黒人でゲイを知らないです。そうやって考えると黒人社会では同棲愛って

タブーとされているのかもしれない、と初めて気づきました。

 

これは犯罪者の世界のように見えますが、低所得者の世界ではある意味当たり前で、

結構これがリアルなのだと思います。

だからある意味、犯罪者としてこの映画を描いているわけではなくて、

普通の低所得者の黒人の社会を描いているだけに過ぎないと思います。

その中での同性愛。。。。

なんだか切ないですね。

 

最近では武器も何も持っていないのに警察が黒人の人を撃つという事件が多発しています。

この映画についてもいろいろ考えさせられる所はありましたが、

とくに評価を読んで、まだまだ人種差別がすごいな、という気持ちになってしまいました。

 

ブラッド・ピットが映画界を変える?

この映画はブラッド・ピットが総指揮監督であることから注目を浴びました。

逆に言ってしまえば、ブラッド・ピットなしではこの映画は興行的にも成功することは無かったし

アカデミー賞を取るなんて尚更無かったと思われます。

 



ブラッド・ピット

 

一時期はアイドル的存在であったブラッド・ピットですが、

最近では役者としてではなく、いろんな方面で活躍されていますね。

チャリティー運動も盛んにされていることから、

こういった人種差別な事にはとても敏感な方だと思われます。

 

プランBエンターテイメントとは?

ブラッド・グレイ、ブラッド・ピット、ジェニファー・アニストンの3人が設立した会社ですが、

2006年以降はブラッド・ピットのみの経営になりました。

なんとこの会社、

第26回全米プロデューサー組合賞の授賞式で、Visionary Awardを受賞しています。

なかなかの実績ですね。

 

ブラッド・ピット氏の目の付け所が結構凄くて、

「キック・アス」がまさかブラッド・ピット会社制作のものとは知らなかったくらいです。

どの作品も斬新でそれでもって人の心に残るような作品が多いです。

 

今回のムーンライトの監督のバリー・ジェンキンスさんの才能を見出して

自らコンタクトを取ったというブラッド・ピット氏。

 

ジェンキンスさんは「犯罪者の生活を描く話がやってみたい」と言った処

普段そういうタイプの映画は毛嫌いされやすいにも関わらず

「そうだね、そういう映画はなかなか内容ね。やってみよう」

と快く承諾したそうです。

 

こういう姿勢がすばらしいと思いますね!

ただのエンターテイメントを提供するだけでなく、制作側が躊躇して作らない作品を

自ら作っていく。こういうプロデューサーがこれからの映画界をどんどん変えていけるのではないか?

と思います。

 

過去にはアカデミー賞も白人ばかりが受賞して

黒人俳優はアカデミー賞に出席するのを拒否するくらいの事件が起こりました。

 

今回はブラッド・ピット氏のお陰で普通なら世に出ないようなタイプの映画が

注目を浴びることが出来、さらに無名の俳優も光を浴びることが出来ました。

 

こういうプロデューサーがいると、まだまだ映画世界も変われるな!

という気分になります。

ブラッド・ピット氏にはこれからも良い作品を世に出していって欲しいです。

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