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南海トラフ巨大地震(東南海地震)の予言は5月17日?その確率は?

じしん

昨日の記事で2062未来人が2016年5月17日にまた帰ってくるという発言から、南海トラフ巨大地震(東南海地震)の予言であるかもしれない、ということを述べました。

2062未来人の予言についてはこちら

そこで、今回は南海トラフ巨大地震(東南海地震)の可能性は5月17日に本当にあるのか、そしてどれくらいの確率で発生しうるのか、ということを検証していきたいと思います。

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南海トラフ地震とは?

南海トラフ巨大地震、という名前を聞いてもすぐに場所が分かる人は少ないと思います。

それでは、南海トラフとは何処を指しているのでしょうか?

南海トラフ(参照Wikipedia)

地図を見ると分かりやすいのですが、最悪なケースでマグニチュード9、1と想定すると、九州では宮崎県、大分県、四国は全て、本土は和歌山県、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、長野県南部、山梨県、神奈川県の一部に被害が大きく出そうですね。

東南海地震は九州を含んでいませんが、南海トラフは九州も含むので更に拡大規模の地震であると言えます。

ものすごく大きな範囲なので本当に南海トラフ巨大地震が起こってしまったら大変なことになります。早くからの対策は重要ですね。

 

南海トラフ地震の頻度は?

約90から150年の間隔で発生すると言われています。中世以前では200年以上でしたが、それ以降は発生する間隔が早くなったようです。

 

過去に南海トラフ地震はいつ起きた?

以下が過去の南海トラフ地震の記録です。

  • 684年11月26日  (白凰地震) M8.25
  • 887年8月22日   (仁和地震) M8−8.5  (前回から203年後)
  • 1096年12月11日 (永長地震) M8−8.5  (前回から209年後)
  • 1099年2月16日  (康和地震) M8−8.3
  • 1361年7月26日  (正平地震) M8.25ー8.5 (前回から262年後)
  • 1498年9月11日  (明応地震) M8.2−8.4  (前回から137年後)
  • 1605年2月3日   (慶長地震) M7.9−8.0  (前回から107年後)
  • 1707年10月28日 (宝永地震) M8.4−8.6  (前回から102年後)
  • 1854年12月23日 (安政東海地震)M8.4     (前回から147年後)
  • 1854年12月24日 (安政南海地震)M8.4
  • 1944年12月7日  (昭和東南海地震)M7.9−8.2(前回から90年後)
  • 1946年12月21日 (昭和南海地震)M8−8.4

2016年5月17日に南海トラフ巨大地震は起こる?

最後に南海トラフ地震が起きたのは1946年の12月21日なので、今年(2016年)でちょうど70年目に当たることになります。

過去のデータは一番早くて90年の間隔だったので、70年と言うのはちょっと早い様な気もしますが、間隔が少しずつ短くなってきているので、有り得なくもなさそうですね。

2014年中に起こるという予想が東京大学の地震予知学の権威である村田教授によって出されていた

実際にはM5級の地震が2014年に予想地域で発生しましたが、大規模の地震までにはなりませんでした。

しかし、2014年にすでに予想がされていたということは、2016年に南海トラフ地震が起こっても不思議ではないですね。

 

南海トラフ地震は冬に起こりやすい

ここで注目したいのが、過去に起きた月です。

12月が5回、2月が2回、8月が2回、あとは9、10,11月に1回起こっています。

全体的に涼しくなってきた時期、もしくは冬が多いです。

逆に言えば3月から7月までに起こったことが一度もないですね。

そのことから5月17日に南海トラフ巨大地震(東南海地震)が起こる可能性は低いと考えられます。

 

4月16日に起きた熊本県の地震とは関係がある?

M7.3の地震が熊本県で起こりましたが、前後に発生した一連の大地震はすべて断層型地震で、南海トラフ地震との関連は無いとみられています。
しかし、南海トラフ地震の震源プレートに発生した「ひずみ」を表していると考える専門家もいます。もし「ひずみ」ができているのならば、地震は発生しやすい状況にあると言えます。

 

最近起きた地震で関係があるものはある?

2016年4月11日に三重県の南東沖でM6.1の地震が発生しました。

この地震は東南海プレート境界型地震で、さらに長周期地震動が観測されたことから、南海トラフ地震に関連性があるとみなされています。

まとめ

以上のデータからすると、2016年に南海トラフ巨大地震(東南海地震)が発生する可能性は4月11日に三重県に起きた地震が関連性があるため、有るうると思います。

しかし、過去に暖かい時期である3月から7月に起った事例がないので、5月17日には起こる可能性は低いと思います。

もしも2062年未来人が何かの予言の意味でまた再来するのであれば(そして当たっているなら)、何か別の事を指している可能性の方が高いですね。

どちらにせよ南海トラフ地震自体はおそかれ早かれ今後50年以内に起こると予想されるので、津波対策や、原発事故防止を国も個人もしっかりと考えていかないと行けないですね。

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