こんにちは!4月5日に映画「バイス」が公開されます。
主役のクリスチャン・ベールが、アメリカのチェイニー元副大統領そっくりに化けていて話題ですよね。
でも、ネットで調べた限りでは映画自体の評価はいまいちのよう…
なんで???
と気になったので一体どんな評価なのか、詳しく調べてみたら、他のキャラクターもすごく似ててビックリ!!
ということで、今回は映画「バイス」の評価の内容や、俳優と実在の自分物がどれくらいそっくりなのかを紹介しますね♬
映画「バイス」の評価と感想
アメリカの評価とレビューで有名なサイト「ロッテン トマト」で調べたところ
・批評家スコアが66%、
・一般のスコアが57%
でした。
確かに評価も感想もいまいちパッとしませんね汗
まずは評論家の意見から見てみましょう
評論家の映画「バイス」の意見と感想は?
良い意見
・クリスチャンベールとエイミーアダムスが良い演技をしている
・これは絶対見るべき映画だよ
・この国に対するメッセージがコメディーを通してよく伝わってきた。
・ この映画は権利のある者の事実をよく表していると思う
・ブッシュの学生時代とかなかなか興味のある内容もあった。どちらかと言うとドキュメンタリーって感じね
・この映画は黒い時代のアメリカの話なんだけどその様子がよく表現されていると思う
悪い意見
・重要なところが欠けてるね
・見かけは似てて面白いが内容的にはあまり感心できるものではなかった
・ 笑いのポイントがずれている
・もっと深い内容を突っ込んで紹介して欲しかった
・脚本が悪すぎる
一般の映画「バイス」の意見と感想は?
良い意見
・クリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、スティーブ・カレル、サム・ロックウェルによる素晴らしいパフォーマンス
・アメリカの腐敗に関する強いメッセージ
・クリスチャン・ベールがディック・チェイニーを演じていることをほとんど忘れていた
・サム・ロックウェルは完璧なジョージ・ブッシュ
・すべてのアメリカ人が観るべき
・なぜ評価が低いかわからない
悪い意見
・アダム・マッケイ監督の「マネー・ショート 華麗なる大逆転」をちょっと変えただけ
・つまらない脚本
・オリバー・ストーンやマイケル・ムーアの映画のよう
・監督がどんな映画を作りたがっているかわからない
・長すぎる
・物語の流れが悪い
いやー実はみんなの言ってることを結構難しくて分かりにくかったんですよね汗
政治の事については皆なんかすごい詳しい意見がいっぱいで・・・
ほんと、悪い意見には上に挙げた以上に政治的発言が多かったです。
あるユーザーの意見で、
「この映画に対する否定的なレビューは、演技、演出、脚本の質よりも政治的な理由によるものだ。」
というのがありましたが、私もそれを見てこれかな~、と思いました。
アメリカの二大政党のどちらの支持者かで見方が変わってきそうですもん。
逆にいえば、アメリカ人よりも日本人のほうが純粋に映画を楽しめそうですね。
政治的な意見は抜いて感想を見てみると、俳優に関しては全員に高い評価がされていました。
内容については、風刺が効いていて面白い!という意見が多いですが、時間が飛んでわかりづらいとか、長くて退屈とか、不評もそこそこあります。
ちなみに、映画の長さは132分です。
・・・たしかに長いか。
一方、監督であるアダム・マッケイに対する評価は両極端。
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」と比べている人が多く、同作ほどではないとする意見が多かったです。
この「マネー・ショート華麗なる大逆転」という映画は2015年に公開された映画で、同じくアダムマッケイが監督を担当しています。
この映画では世界金融危機の原因となったサブプライムローンなどについてわかりやすく説明されています。
題名は一見楽そうな映画に見えますが結構内容がシビアなのでびっくりした人も多いようですが映画の出来はとても良く、評価はかなり高いですね。
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映画「バイス」の興行成績は?
「バイス」は、本家アメリカで2018年のクリスマスシーズンに公開されました。
公開初週の興行収入は、
780万ドル(約8.7億円)で、第6位。
「バイス」より上の1~5位は、
1位:「アクアマン」
2位:「メリー・ポピンズ リターン」
3位:「バンブルビー」
4位:「スパイダーマン: スパイダーバース」
5位:「運び屋」
と話題作だらけではありますが、どれも公開2、3週目の映画だったので、ちょっと物足りないスタートでしたね。
累積興行収入は、7100万ドル(約79億円)で、監督・主演が同じ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」の1億3000万ドル(約144.8億円)には及ばないだろうなって感じです。
映画「バイス」のキャストが本物と似すぎ?
この映画は実在の人物についてなので、俳優が本物に似せるように頑張っています。
実際にみんな似ていてすごいと評判です。
私も見てビックリしちゃいました!
あまりにも似ているので、どのぐらい似ているのか比べてみました。
以下、先に本物、後が映画版です。
(出典:HISTORY VS HOLLYWOOD)
■クリスチャン・ベール/ディック・チェイニー
■サム・ロックウェル/ジョージ・W・ブッシュ
■エイミー・アダムス/リン・チェイニー
■スティーブ・カレル/ドナルド・ラムズフェルド
■タイラー・ペリー/コリン・パウエル
■アリソン・ピル/メアリー・チェイニー
■リリー・レーブ/リズ・チェイニー
■リサ・ゲイ・ハミルトン/コンドリーザ・ライス
いや〜なかなかのクオリティでしたね!
主役のクリスチャン・ベールは体重を約20kg増やし、特殊メイクに5時間もかけて撮影に臨んだそうです。
雰囲気も似ていると言われているし、役者魂を感じますね!
この特殊メイクも、アカデミー賞のヘアメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したぐらい評価されてますし、一見の価値はありそうだと思います。
映画「バイス」予告編
いやー、ホントそっくり!クリスチャン・ベールだとは思えない。
見た目的にも面白いけれど、内容も面白そうですね。
お飾りの副大統領ではなく、事実上の大統領になろうと、
「全部任せてくれ」
と言ったのに対してのブッシュの答えが、
「すごい最高だ」
っていうのが、もうね(笑)
これだけで二人の力関係がよくわかりました。
まとめ
そうそう、この映画、ブラッド・ピットが製作しているんですよ。
チェイニーのことを「思った以上にとんでもない人物だ」と思って製作決定したんですって。
大国アメリカのとんでもない副大統領って、すごそう!
ちなみに今の副大統領であるマイク・ペンスは、ディック・チェイニーを手本にすると言っていました。
大丈夫かな(笑)