宮藤官九郎は数々の人気ドラマの脚本を手がけたことで有名ですよね!最近では映画「Too yong to die!若くして死ぬ」での監督で注目を集めています。
実はわたしは結構前(1990年代後半)から劇団「大人計画」が好きで見に行ってました。なので「池袋ウエストゲートパーク」が始まってすぐに友達や職場の人に見るようにお勧めしたのですが、誰も見てくれませんでした(苦笑)。
その後どんどんと人気が出て、阿部サダヲさんや、宮藤官九郎さんが有名になって、普通に色んな人と大人計画の話が出来るようになって嬉しかったです。
私が大人計画を見始めた頃は、宮藤官九郎さは役者をまだ中心に活動されていて、ウーマンリブという舞台の脚本シリーズを初めてまだそんなに経って無い頃でした。脚本家や監督である宮藤さんもいいと思いますが、私は宮藤さんが女役を演った時が一番好きです(笑)
宮藤官九郎さんはかなり前から結婚してらっしゃいますが、お子さんが出来たのはかなり後になります。今回は宮藤官九郎さんの嫁や、子供の情報、そして宮藤官九郎さんが手がけた作品で見なきゃ損するオススメのドラマや映画も紹介しますね!
宮藤官九郎プロフィール
本名:宮藤俊一郎
生年月日:1970年7月19日
出身地:宮城県栗原市
血液型:O型
身長:176.5cm
体重:57kg
学歴:日本大学芸術学部放送学科中退
職業:放送作家・脚本家・映画監督・俳優・作詞家・作曲家・演出家・ミュージシャン
実家は文房具店
脚本家の宮藤さんにはピッタリの実家ですね!いつでもペンや紙がそろっているw
お父さんは教師で校長を務めていたそうです。結構真面目な家庭環境だったみたいですね。
実家が文房具店だったからかどうかは分かりませんが、小さき頃から文才があって、作品コンクールでいくつかの賞を受賞したそうです。
どのペンがお気に入りなのか是非教えて欲しいです。(ちなみに私はゼブラのペンが好きです)
末っ子で長男
顔から見て末っ子って感じですw
なんか甘えるのがうまそうな感じがします。
兄弟は、年の離れた姉が二人います。
女の中で育ったのですね!!
小学校の時は好きな女の子のランキングを毎日つけていた
常に好きな女の子が4人いて、その女の子たちのランキングベスト3をつけるのが日課だったそうです。自分と目があったり、優しくされることによってランキングが毎日変わっていたとか。
テレビの「あいつ今何してる?」でやっていましたが、当時のランキングトップ3だった彼女が出演し、当時の宮藤さんは、面白くて人気者で、どちらかというと女の子よりも男の子にモテるタイプだったそうです。
小学校の卒業文集で「バンドを組みたい」と書いていた
本当にバンド組みましたね!「グループ魂」で紅白出場まで果たしています。
お笑いタップリで、とても宮藤さんらしいバンドだと思います。
高校時代にナンパした女の子と文通して振られる
宮藤さんが行っていた高校は厳しい男子校だったそうです。
しかし、修学旅行先で、友達とナンパグループを組んで女の子をナンパして(というか、一緒に写真を撮っただけ)、グループだった4人とその彼女はお互いに文通をしていました。
ある日、その中の3人(宮藤さんを含め)は、もう文通できないというお断りのハガキをもらってしまいます。
しかし、一人の友達だけは、封筒をもらっていて、まだ文通が続いていたので、それを知った宮藤さんたち3人は悔しがったそうです。
それにしてもナンパして文通って時代を感じますねw
今だとラインとかスカイプでチャット出来ますもんね。
本人が言う自分の性格
短気でせっかち。
テレビ出演などのイメージではそんな感じはまったくなく、どちらかというとまったりしたくらいの雰囲気ですが、ご本人は自分の事を短気だと思っているみたいです。
毎日欠かさず「ありがとございます」
宮藤さんは毎日心の中で、奥さんに対して「ありがとうございます」と言うそうです。
やはりそういった謙虚な心が結婚生活をうまくやっていく秘訣なのでしょうね。
ビートたけしのオールナイトニッポンのヘビーリスナーだった
そしてその構成作家であった、高田文夫さんの構成力や演出に感動します。
たけし軍団にも入りたかったそうですが、勇気がなくて入れなかったそうです。
そして大学は高田文夫さんも行っていた日本芸術大学に進学します。
松尾スズキが宮藤官九郎の才能を見抜く
宮藤官九郎さんは、大人計画に所属していましたが、やはり宮藤さんの出世のきっかけになったのは、松尾スズキさんが宮藤さんの才能を見抜き、松尾スズキさんの演出助手から、原稿の書き方までちゃんと教えてもらったことに在ると思います。
私も大人計画を始めて知った頃に、演劇に詳しかった知り合いに、松尾さんは宮藤官九郎さんの才能を一目置いているらしい、という話を聞きました。
そして本当に宮藤さんはその才能をどんどん出して行って有名になられました!松尾さんの見抜く才能も素晴らしいと思います。
怖い顔の女の人(笑わない)が好み
世の中に牙を向いている感じがいいらしいですw
なかなか変わった好みですね!
宮藤官九郎の嫁
宮藤官九郎さんの奥さんは
八反田リコ(はったんだ りこ)
さんです。
プロフィール
生年月日:6月1日 (宮藤さんよりも5歳年上と言われています)
出身地:東京
血液型:A型
職業:振付師 代表作品は「ウォーターボーイズ」、Eテレ「みいつけた!」、ドラマ「うぬぼれ刑事」
趣味:散歩とカエル集め(←!!!)
出会い
宮藤さんが大人計画で演出助手をしていた時に、八反田さんが劇中で踊るダンスの振り付けをしていて、二人は出会いました。
結婚
宮藤さんが結婚したのは24歳のときなので、1994年になりますね。
結婚した当時はまだ日大芸術の学生で、休学しようか、退学しようか迷っていた時に奥さんに「やめちゃいなよ」と言われて踏ん切りがついたそうです。
でも後々、奥さんは同じ大学をちゃんと卒業していることが分かったそうです(笑)
歌手だった!
これはびっくりなんですけど、実は1992年にシングルを出してました。
しかも作詞、作曲もされています。
その他の音楽活動もされていて、田口トモロヲさんのバンド、「ばちかぶり」にコーラス・ダンサーとしても参加していました。
最近では高田エージさんが主催する「SuperGooooooood!」のコーラスや、ボサノババンドの「Corcovado(コルコバード)」にも参加していました。
よく男に間違われる
宮藤さんが奥さんと一緒に歩いていると、よく男の人に間違えられるそうです。
キャバクラの客引きに「どう?2名様」なんて聞かれたらしいです。
宮藤官九郎の子供
それではお次は宮藤官九郎さんのお子さんの話です。
娘
娘さんの「あずき」ちゃんは2005年生まれです。
今年(2016年)でもう11歳になりますね!
奥さんの八反田リコさんと結婚してから11年後に生まれた子供ということになりますね。
よく考えると奥さんのリコさんは40歳くらいで産んだことになるので高齢出産ですね。
あずきちゃんは現在成蹊小学校に通っているとのことです。
頭がいい?
宮藤官九郎さんの仕事している所に来て宿題をしていたら、サウナで踊るシーンをやっていたのだそうです。
だけど娘さんのあずきちゃんは全くそれを見ていませんでした。
なんと、
下品
と判断して見ないようにしていたそうです。
そして、なんと落語が好きなのだとか。
その年令で落語の面白さが分かるとは、父親譲りですね!
「迎えに来ないで!」
宮藤官九郎さんは忙しいお仕事の合間でもちゃんと育児には関わっているようで、あずきちゃんを学校までお迎えに行ったりもしたりするそうです。
が、
あずきちゃに
「迎えに来ないで」
と言われてしまったようです。
というのは、おそらく他の生徒はお母さんが迎えに来るのが多いからではないか、と言われています。
それと私の推測ですが、やはり宮藤官九郎さんが来ると注目度がアップされてしまうのじゃないのかな、なんて思います。
お父さんがまだまだ子供を迎えに行くのが少ない日本ですが、どんどん増えていくといいですね。
見なきゃ損する宮藤官九郎のドラマと映画
宮藤官九郎さんは数々の作品に関わってきましたが、その中で私のオススメなドラマと映画を紹介します。
ドラマ編
木更津キャッツアイ
実はこれ、始めはノリが良すぎて?元気すぎて?ちょっとついていくのに大変だな、と思ったのですが、続けて見ているとだんだんハマっていってしまいました(笑)
このドラマは宮藤官九郎さんが大ブレイクしたきかっけになった作品の1つですね。
まだ20歳そこそこだった嵐のメンバーの櫻井翔くんがバンビ役として登場しているのも注目です。
主人公のぶっさんが余命宣告をされて、その仲間が意気投合して窃盗団や野球チームをしていきます。結構話の設定は重いです。
でも、なんだか不思議な青春ドラマの悪ノリのような作品です。笑いが満載な中、ふっと泣けてしまう作品なんです。
わざと涙を誘うわけではなく、自然な感じでそうなってしまう。気づいたら泣いてしまったっていう感じですね。
是非チェックしてみてください。
池袋ウエストゲートパーク
これはとても宮藤官九郎さんらしい色が出ている作品だな、と思います。
木更津キャッツアイは、どちらかというと一般的に誰にでもオススメできるドラマですが、IWGPはちょっとクセがあるので、ひょっとしたら好き嫌いが別れるかもしれないと思いました。
内容もストリートギャング的な物が多いし、親が子供に見せたくないドラマのランキングに入るドラマだと思います(笑)
ただ、私の中ではこのドラマの世界観といい、ルーズソックスだったりする当時の流行カルチャーをジョークにしたノリといい、それまでのドラマには全く無かった衝撃の作品でした。
当時友達に「絶対見るべき」と言ったのに誰も見てくれないほど知名度はありませんでした(笑)時間もちょっと遅かったし。
だけど、この作品はとってもクドカンも伸び伸びと作品を作っていた感じがありますね。
キャストも個性的な役者が多く、なんと今では全く日本ドラマでは出演されない、渡辺謙さんが登場しています。これは歴史に残る作品ではないかと思います。
是非オススメです。
あまちゃん
あまちゃんは、ブームになるくらい大ヒットしたので多くの人が知っていると思いますが、
クドカンが今までの作品から一転して?!多くの年齢層から好かれる作品を書いたのがこれですね。
大人計画の人が朝ドラ書いちゃうなんて誰が予想したことでしょう。
朝ドラをオススメ、ってちょっと見るのが大変かもしれませんが、きっと長さを感じさせられないほどテンポよく楽しませてくれると思います。
クドカンがどんな年齢層向けでもすごい脚本が書けるという才能を見せつけた作品です。
まさに「朝ドラ」革命をしてしまったクドカン。これも歴史に残る作品といえるでしょう。
タイガー&ドラゴン
ヤクザが落語やっちゃうっていう斬新なアイデアの作品です。
全く違うタイプの主人公の二人が交流していく様子がとてもいいですね。
落語に興味が無かった人でもこれを見て落語を楽しむことができるくらいになっちゃうと思います。
クドカンの娘さんのあずきちゃんもひょっとしたらこれを見て落語が好きになったかもしれないですね!
家族愛など、なかなか泣けるシーンもあります。
知る人ぞ知る名作だと私は思います。
流星の絆
幼い頃に、両親を惨殺されてしまった三兄妹がサギを行いながら、真犯人を追い詰める復讐劇です
クドカンには珍しいサスペンスですね。
原作はあるとはいえ、かなりクドカンワールドに脚色されているドラマです(笑)
シリアスとコメディーの両方がうまく交わった、とてもよく出来た作品だと思います。
嵐の二宮くんの素晴らしい演技も必見です。
映画編
宮藤官九郎が脚本や監督したオススメ作品です。
真夜中の弥次さん喜多さん
クドカン初の監督作品ですね。
基本は時代劇なんですけど、とんでもない物がいっぱい出てきます(笑)
そこらへんがとてもいいと思いますが、この作品はヤク中だったり、クセのある作品なので好き嫌いも激しいと思いますね。
ただ、クドカンの頭の中がドラマよりもビジュアル的に見やすい作品なのではないかと思います。
あと、これ海外で相当ウケると思います。
ある意味映画「ラスベガスをやっつけろ」並の物がありますね。
ただ、途中ちょっとダレる感じ、間延びした感があるんですよね。はじめの方はとてもテンポがいいのですが、そこがちょっと残念だと思いました。
もうちょっとテンポが良ければ評価も上がったのではないかと思います。
ピンポン
クドカン脚本の作品です。
これは私がクドカン脚本の映画では一番何回もみた作品です。
これを見ると元気が出るんですよ。
ホントなんかハートにズンとくるって映画ですね。
窪塚洋介くんとクドカンのコンビは最高だったと思います。
もう見られないのがホント寂しいですね。
作品の内容は誰にでも見せられるので(笑)是非お友達や家族と一緒に見てください。
まとめ
オススメ映画は2つに絞ってみましたが、まだまだ色々クドカンを語りたい作品はいっぱいあります。
阿部サダヲさんも同じ劇団出身でよくクドカン作品に出ていますが、彼の主演作品もとてもいいと思いますし、ドラマも5つに絞ってみましたが、他にもオススメはあります。
ただ今回はクドカン作品をより良く知るという点で、自分の好きな作品、印象に残った作品を挙げました。
あと、クドカンについても他のサイトよりもちょこっと詳しいのじゃないかな、と思います(笑)
初めてクドカンを知った時は舞台でしか殆ど見られなかったし、それがどんどんテレビに出るようになって今では殆どの人が知っているほど有名になったクドカン。やっぱり凄い人だな〜〜としみじみ思います。
これからの作品も楽しみです。