映画キング・オブ・エジプトはある意味アメリカで話題になりましたw
映画公開された直後はなんと興業収入が第2位!
い意味でも悪い意味でも(苦笑)
どちらかというと「話題の」映画ではなく、「問題の」映画であったのではないかと私は思います。
問題点なのは、
1.役者のほとんどが白人
2.CGがダサい (これは批評家の意見が多い)
この2点が大きかったんですが、何せ、最近2年連続でアカデミー賞を獲得したのが白人ばっかりで、ウィル・スミスもアカデミー賞に参加するのを拒否するくらいに今では俳優の人種問題がピリピリしています。
そこへきて、白人ばかり雇うw
わざとなのじゃないか?とすら思ってしまいます。
私は白人じゃないので気にならなかったですけど、気にする人は気にするんでしょうね。
今回はあらすじや、キャストや声優の紹介と感想を紹介していきます。
あらすじ
舞台は、神と人間が共存する古代エジプト。残虐な暴君により人々が苦しめられていた世界で、王座をかけたバトルがぼっ発。世界の運命を託されたコソ泥の青年ベックが、エジプトの王に君臨するための鍵を握る重要なアイテム“神の眼”を盗み出すべく、壮大な冒険を繰り広げる。
結構シンプルなストーリーです。キング争いの「正義のキング」だと思われる方のキングを信じている恋人の意思によって、盗賊のベックがある事を条件にキングの手助けをします。(ある事はネタバレになるので言いません)
予告編
いや~この予告編よくできてると思います!キングの変身シーン入れてないから(あってもとても小さい)特にかっこよく見えます(笑)というか、日本語版って盗賊ベックにフォーカスした宣伝をしてますよね。ベックは確かにすごいですが、キングもすごいですよ!
キャストと声優の紹介
ベック役
ブレントン・スウェイツ
オーストラリア出身、現在27歳。
「マレフィセント」のフィリップ役でも有名ですね!
人間にして、運動神経万能の盗賊ベック役です。
この映画のベックを見てなんだか昔の真田広之さんを思い出してしまいましたw
お調子者なんだけど、誠実そうでいい味を出していると思います。
来年の「パイレーツ・オブ・カリビアン」でジョニー・デップと共演が決まっています!
これからも楽しみな俳優さんです。
そして、この声優を担当するのが
ジャニーズのキスマイのメンバー、玉森裕太さんです。
実はブレントンさんは玉森さんと同い年なのだそうです。
ザヤ役
コートニー・イートン
オーストラリア出身、現在20歳
アジア系やマオリ族の血も引いているということで、エキゾチックなイメージがありますね。
このコートニー、出てきた瞬間から、もうすごくかわいんですよ!
この映画でコートニーにメロメロになる人も多いかも!?
まだ20歳なんですね!23歳くらいかと思ってました。
コートニーは
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」フラジール役でも有名です。
身長は178cmもあってとても長身でスタイルいいですね。
それにしても、ヒーロー・ヒロイン共にオーストラリア人なのは何なんでしょう??
そしてこのザヤの声を担当するのが、
永野芽郁さん
永野さんは16歳!
元子役で現在はモデルとしても活躍されています。
最近では連続テレビドラマ「こえ恋」でドラマ初出演をしました。
これからどんどん女優として注目されていきそうですね!
ホルス役
ニコライ・コスター=ワルド
デンマーク出身、現在46歳
このお方はアメリカでも大人気のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイミー役で知っている人も多いのじゃないのでしょうか??
甘いマスクの中年男性ですね~
正義側のキングのホルスですが、どこか正義過ぎない感があったりもしますw
でもかっこいいですね~
微妙にユアン・マクレガーに似てるような、似てないような。。。(この映画では全然違いますけど)
そして、このホルス役を担当するのが、
中村悠一さん 現在36歳
中村さんは声優として、多くの作品に出演しています。
代表的なのは「大きく振りかぶって」の阿部隆也や、「機動戦士ガンダム00」のグラハム・エーカー役ですね。
なんとなく中高音な声が特徴な中村さんですが、どんな感じのホルスを演じてくれるのか楽しみです。
セト役
ジェラルド・バトラー
イギリス出身、現在46歳
なんと、両キング(神)役が同い年だったんですね!
私は実はこの映画で一番光っているのはジェラルドだと思います。
演技がうまいだけでなく、ジェラルドは名門グラスゴー大学で法律を学び、最優秀の成績で卒業するほどの天才です。
人は本当に不平等に出来てますね(苦笑)
悪役なので顔は怖いですが、映画「300」といい、こういう感じの役ぴったりですよね!
もう存在感といい、文句なしです。
そしてこのセト役の声を演じるのが
小山 力也さん 現在52歳
ジョージ・クルーニーの声の担当はほとんどやっている小山さん。
出演作品はありすぎてどれを紹介していいか分からないくらいw
2009年に名探偵コナンの毛利小五郎の第2代役に起用されたので話題になりました。
響きのあるセクシーな声だと思います。
アメリカでの評価
一番初めにも評価が悪いと書きましたが、実際の数字で表すと、
私が普段一番参考にしているサイト、「ロッテン・トマト」では
批評家のスコアが16%、 一般の評価が39%
になっています。
批評家はやはり白人ばかり起用したことについて敏感なようですね。
一般の評価は実は大きく分かれています。
悪い評価は
- CGがひどい
- 話がつまらない
- アクションがビデオゲームみたい
- 演技がダメ
良い評価は
- 結構楽しめるよ
- 役者がいい
- 確かにストーリーは薄いね、でもファンタジーだからね
- このわざとらしいCGがいいんだよ
という感じですね!
これはどういった視点で見るかによって好き嫌いがはっきりと分かれる映画ですね。
感想
これ、アメリカでは結構ひどいレビューです。まぁ、本当にB級感たっぷりの映画なんですが、私は結構好きです(笑)
でもこれは好き嫌い別れるでしょうね~。
役者はみなさん白人ですが、かっこいいし、美人だし、アメリカ映画だと納得すれば見られなくもないです。
役者自体はとても良いと思います。B級になっちゃいましたけど、役者は結構豪華なキャストなんですよね~
アメリカ映画やドラマだって日本人じゃない人を日本人役によく使っているし(しかもひどい日本語だしw)、私から見れば同じ事ですね。
ただ、彼らは自分自身が白人なので、白人に関して敏感なのだとは思いますが。
日本ではビックリマンシールにもなっているみたいだし、アメリカよりは評価高くなるのかな?
と思ったりもしますが、どうでしょう??
私は今年のゴーストバスターズの冗談とか全くダメでしたが、この映画の冗談は面白いと思いました。
ただ、変身がかっこ悪いですねw
もう聖闘士星矢の世界。
妙にシリアスなんだけど、なんだか笑えちゃう感なんですよね。
全体的に80年代の映画を見ている気分でした。
私はこの映画は退屈しなかったし、それなりに楽しめる映画だと思います。
ただ、ハラハラドキドキ感はないので、それがもっとあったらA級になるのかな?と思えなくもないですね。
おススメはしませんが、こういう感じの映画が嫌いじゃない人もいるんじゃないでしょうか?
この映画は映画館でみなくもビデオでも充分かもしれませんね。
(あ、でもセットは結構凝ってますよ!)