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ミスペレグリンと奇妙なこどもたちの原作とネタバレや違いまとめ

ティム・バートン監督の映画はいつも不思議な感じで見たくなってしまいます。

 

実は、この映画
「ミス・ペレグリン」には原作があって、

それが映画でのネタバレになる
と言われています。

 

実際にそうなのか、
原作と映画の違いを検証してみました。

 

また、気になる
3Dで見るべきなのか
2Dで見るべきか

なども検証しましたのでこれから映画を観ようと思っている方は参考にしてくださいね!

映画「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」の予告

なんとなく、
アダムスファミリーを連想させるような、

不思議な感じの映画ですよね!

映像もとても綺麗で惹きつけられます。

「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」のあらすじ

主人公のジェイクはフロリダで生まれ育ちます。

しかし、決して社交的でなく、
なかなか周囲には溶け込めず
結局孤独になってしまう少年です。

しかし、そんなジェイクにも理解者はいました。

それはジェイクの祖父でした。

しかし、ジェイクの祖父は
ある日不思議な死に方をしてしまいます。

ジェイクはやがて
祖父の遺言から小さな島を
訪れることにします。

そして、その森のなかで古びた
屋敷を見つけます。

そこに住んでいたのは
ミス・ペレグリンと子供たちでした。

しかし、彼らは普通の人間とは違ったのです。

ジェイクはしだいに彼らと仲良くなり、
彼らの不思議な能力を知ることになります。

ところが、ジェイクは有ることに気づきます。

それは1940年の9月3日を
何回も繰り返していたことでした。

ジェイクはそこで実際に存在するのは
一体だれなのか、信じられる人間は誰なのか?

といろいろな疑問に直面していきます。

そして真実と脅威に立ち向かっていくのですが。。。。

 

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「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」の原作とは?

原作は「ハヤブサが守る家」という題名です。

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本のレビューを読んだところ、

どちらかというと、
サスペンスホラーという感じですね。

表紙もファンタジーという感じではないですね。

レビューも平均よりも良い感想が多く、
なかなか好評のようです。

分量も普段本を読まない人でも
読めるくらいで、

大体の人が半日から
1日で読めたということなので、

映画を見て原作に興味を持ったひとや、
映画を見る前の予習として読んで

見たい人は読んでみると良いと思います。

 

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「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」の原作ネタバレ!

ここから先は、
映画のネタバレにもなるので知りたい人だけ読んで下さい!

 

主人公ジェイクの祖父は謎の死を
遂げることになりますが、

実は、彼はポーランド系のユダヤ人でした。

祖父はジェイクにこんな話をします。

 

ナチス迫害から逃げるために
ウェールズ島の孤児院で過ごしたこと。

そしてそこで出会った奇妙な仲間のこと。

 

祖父は何枚もの写真を見せます。

そこには服を着ないと姿が見えない少年、

足元が空中に浮いている少女などが映っています。

 

(心霊写真のような、
子供たちの奇妙な写真が何枚かありますが、

これらはすべて歴史上の写真なのだそうです)

 

その後、祖父が殺されるところをジェイクは目撃します。

そしてその現場で
ジェイクはさい口から触手を生やした
怪物を見てしまいます。

それから悪夢にうなされ、
精神的におかしいとみなされ、

精神科医から勧められたウェールズ島の
孤児院療養へ行くことになります。

 

ウェールズ島の孤児院では

「ハヤブサ」(ペレグリン)に変身できる女性と、

「時を越えてループの中を生き続ける子どもたち」
に出会います。

写真に載っていた服を着ないと姿が見えない少年、

足が空中に浮いている少女がそこにいました。

 

ループの中を生きるのは、
誰にも見つからないように生きるためなのだと。

 

しかし、そこは祖父が言っていたような
楽園では全く無かったのでした。

 

ミスペレグリンは時間を操ることが出来ます。

ミスペレグリンは
子供たちが迫害されないように時空を操り、

同じ日のループを作っていたのでした。

 

ループの外に出ることは出来ません。

なぜなら、

  • 何年もの間ループの中にいるので、ループから出ると現実世界の歳になり、死んでしまう
  • ホローガーストという怪物が異端者を狙っている

からです。

 

ホローガーストはもともと
異端者だったのですが、

不死身になりたいと思い実験したところ、

失敗してしまい、
一部の異端者にしか見えない怪物に
なってしまったのです。

 

ホローガーストが異端者を狙うのは、

異端者を食べれば白い目をした人間
(ワイト)になることができるからなのです。

 

この話を聞いたジェイクは、
自分の祖父エイブは

このホローガーストに
食べられてしまったのだと悟ります。

 

実は祖父エイブはホローガーストを
見ることができる異端者だったのです。

 

ミスペレグリンの作った
ループは安全でしたが、

同じ能力を持った者の
ループが壊されてしまいます。

 

そこでミスペレグリンは
何か危険が迫っていることを察知します。

正に現実の世界で何者かにより
住民たちが殺されていたのです。

ジェイクはこれは
ホローガーストの仕業だと察知します。

そして、子供たちを
一緒に連れて現実の世界へと行きます。

 

するとそこにはマルサスというホローガーストがいました。

ジェイクは戦い、マルサスを倒します。

 

しかし、戦っている間に人間(ワイト)
のゴランがループに入り込み、鳥の姿になっていた

ミスペレグレンと
その他異端者を連れ去ろうとします。

ジェイクは
ゴランをループに入って
追いかけ取り戻そうとします。

 

人間(ワイト)の元異端者ゴランたちは、

不死身になる実験を再びしようとします。

 

ジェイクはその実験を止めようと
ゴランと戦います。

そして、ゴランは海へと落ちます。

 

ミスペレグリンはなんとか
救出できましたが、

一緒にいたミスアボセットは
ゴランの仲間のワイト(人間)に
連れされてしまいました。

 

しかし、ミスペレグリンは
頭を打ったため、
能力を失ってしまっていました。

そしてループは解除されてしまい、
翌日の1940年9月4日になってしまったのです。

 

ジェイクはワイト(人間)たちに
連れ去られた異端者を救出するために
旅に出ることを決意します。

 

おそらく奴らは過去のどこかに
逃げ込んだと考えられます。

そこで、ループを渡り歩く方法を考えつきます。

しかし、一度過去に飛んでしまうと
元の時代に戻ってこれるという

保証はありません。

 

ジェイクは父親に別れを告げるのでした。

(終)

 

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映画と原作の違いは?

映画と原作で違うところをまとめてみます。

  • エマ ーー 原作では火を創りだすが、映画では空中に浮くという能力になっている
  • オリーブーー原作では空中に浮くが、映画では火を創りだすという能力になっている
  • ループの年が、映画では原作の3年後の1943年の設定になっている
  • 原作=ホローガースト 映画=ホロー
  • 原作=異端者を食べるとワイトになる 映画=異端者の目玉を食べるとワイトになる
  • 原作=マルサスとジェイクの戦いは現実世界   映画=マルサスとジェイクの戦いはループの中
  • 原作=ミスアボセットは連れ去られる  映画=マルサスによってミスアボセットは殺されてしまう
  • 原作=ミスペレグリンが能力を失いループの時が進む  映画=ミスペレグリンはループの外へ出されてしまい、時が進む
  • 最後が違う(詳しくは⇓で!)原作=続編に続く終わり方  映画=ハッピーエンド完結

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映画の最後ネタバレ

ループが壊れてしまったので、
異端者の子供たちとミスペレグリンは

他の者が作ったループを
渡り歩くという旅にでます。

ジェイクは自分のいた
現実の世界へと戻ることにします。

なんと、ジェイクが帰ると
祖父は生きていました。

これはループ(過去)の中で
祖父を食べたホローの
マルサスが死んだためです。

そしてジェイクは祖父から
ループの位置が記されている
地図をもらいます。

ジェイクは再び
ループを渡り歩く旅へ出ます。

そして、子供たちとミスペレグリンに
再会したのでした。

 

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2Dか3D、どっちで見るべき?

この映画は始めから
3Dを構想して作られたので、
3Dでとても素晴らしい情景を見ることが出来ます。

特に雨が落ちて時間と共に静止するという
シーンが素晴らしいです。

これは3Dで見た人しか分からないくらいの、
ただしずくが落ちるだけでなくそれが

飛び出してくるだけでなく
背景へ広がって行く様子が感動モノです。

全体的には特に前半が良いです。

ということで、この映画は3Dで見ることをおすすめします。

 

まとめ

以上、映画「ミスペレグリンと奇妙なこどもたち」の原作と映画とのネタバレの違いをまとめてみました。

人気が出そうなのでシリーズっぽくするのかな?と思ったら

ちゃんと完結でハッピーエンドになっているところがワタシ的には満足ですね!

最近なんでもシリーズ化するのが多くて中途半端な終わり方が好きじゃないんですよね。

映画だけだともっとファンタジーな感じですが、原作を知るともっと

歴史に基づいたヘビーな話なんだな、と改めて思いました。

映画を見る前に原作を見ておくとより楽しめる作品だと思います。

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