こんにちは。
今日は7月6日に公開の
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」
について紹介します!
この映画はテニスを舞台にした映画ですが、
スポ根映画ではありません!
これは
実在したテニスプレイヤーの物語で、
彼女が起こしたムーブメントについての
映画なんです。
この映画が今の時代に製作されたことにも
大きな意味がありそうです。
そんな映画
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を
詳しく調べてみました。
映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』あらすじ
ー>#激動の1973年💥<ー
歴史的に見て進化を続けたアメリカのターニングポイントといわれる年。
男女平等憲法修正条項が承認されたにも関わらず、女性は自分の名前でクレジットカードを持つことさえ難しかった💳#バトルオブザセクシーズ🎾 #FOXサーチライト pic.twitter.com/UBHDhFfvRx
— FOXサーチライト・ピクチャーズ (@foxsearchlightj) June 26, 2018
タイトルの「Battle of the Sexes 」の
セクシーズとは「性別」という意味です。
性別の戦い、つまり「男女の戦い」という
タイトルなのです。
この戦い、
テニスの試合は1973年に実際に
行われた試合です。
この試合は全世界的に
話題になった試合でした。
当時テニス界の男女格差はひどく、
女子の優勝賞金は男子の1/8でした。
これに対して女子選手達は
不満の声をあげます。
するとテニス協会は、
女子の試合はつまらなくて
観客を呼べないと言いました。
さらに過去の男子チャンピョンであった、
ボビー・リッグスは
「女子選手がテニスをやっても
自分に勝てない」と言います。
ボビーは当時55歳でした。
このボビーの挑戦状を受けたのが、
当時の女子チャンピョンの
ビリー・ジーン・キングでした。
そして世紀のマッチ、
「Battle of the Sexes」が
始まったのです。
映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』予告
予告を見ただけで、今の時代の女性達は
絶対に怒ってしまいそうですね。
セリフにもありましたが、
ボビー・リッグスって本当に嫌な人ですね。
女性を相当バカにして、見下しています。
この戦いの結果がどうなるのか、
すごく気になります。
映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』のキャスト
■ビリー・ジーン・キング役
エマ・ストーン

出典:IMDb
1988年 アメリカアリゾナ州生まれ。
エマ・ストーンと言えば
「ラ・ラ・ランド」でアカデミー賞
主演女優賞を受賞したことで有名ですね。
今作のビリー・ジーン・キング役では
前作「ラ・ラ・ランド」で演じたミアの
感じは全くありません。
テニス選手の役ですから、ほとんど
スッピンです。
しかもこの役のためにテニスも
コーチをつけて本格的に練習し、
さらにビリー・ジーン・キングの
フォームを完全にコピーしたようです。
可愛らしい女優さんというイメージから
抜け出した、新しいエマ・ストーンを
見ることができそうです。
■ボビー・リッグス役
スティーブ・カレル

出典:IMDb
1962年、アメリカマサチューセッツ州生まれ。
コメディー映画ではよく見る
スティーブ・カレルは
「40歳の童貞男」などで
有名な俳優さんです。
彼のコメディーぶりは過去作品を見ると
そのすごさが分かりますが、
今作でもかなり飛ばしています。
ヌードになったり、女装したりと
スティーブ・カレルっぷりを存分に
見せてくれています。
彼もエマ同様にちゃんとテニスの練習を
したようです。
しかも2人の試合はCGではなくて、
ちゃんと試合をしたそうですから、
2人ともテニスシーンには、
かなりの熱意をかけてますね。
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■マリリン・バーネット役
アンドレア・ライズブロー

出典:IMDb
1981年 イギリス生まれ。
映画の中ではネガネをかけ、
薄い化粧なので
この写真とは別人のように見えます。
イギリスのテレビドラマ
「マーガレット・サッチャー〜政界を夢見て〜」
で注目を浴びて、その後多くの映画に
出演していますね。
「オブビリオン」や
「バードマン あるいは
(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
などの映画に出演しています。
■グラディス・ヘルドマン役
サラ・シルヴァーマン

出典:IMDb
1970年 アメリカニューハンプシャー州生まれ
彼女も映画の中では、
白髪のようねメッシュの入った髪型で
サングラスをかけていて、別人のようです。
女優としても活躍していますが、
アメリカではコメディアンとして有名です。
鋭い指摘で政治的なことに対しても
自分の意見を言う態度が人気です。
Netflixで彼女のスタンダップコメディーを
見ることができます。
映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』は実話
_人人人人人人人_
> 対決だ💣 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄男性至上主義のブタ🐷
🆚
フェミニスト😇#バトルオブザセクシーズ🎾 #FOXサーチライト pic.twitter.com/LTdGg6SndG— FOXサーチライト・ピクチャーズ (@foxsearchlightj) June 28, 2018
実は世界的に話題となった
「Battle of the Sexes」という
テニスの試合は
本当に行われたのです。
ということは
そうこの物語は実話で、
登場人物も実在する人物です。
となると、
俳優と本人はがどのくらい似ているのか
とても気になりますねw
ということで、
ちょっと比べてみました。
ビリー・ジーン・キング

出典:twitter
これは実際の「Battle of the Sexes」の
時の写真です。
で、演じたエマストーンがこちらです。

出典:IMDb
なんとなく似ているかな?
頑張って似せている感じは伝わりますね。
撮影にあたって2人は会ったようですね。
その写真がこちらです。

出典:IMDb
さすがにこれだと似ていませんね。
年齢も違うので当たり前ですが。
ボビー・リッグス

出典:twitter
こちらも実際の試合の時の写真です。
演じたスティーブ・カレルは

出典:IMDb
かなり似ていませんか?
さすがスティーブ・カレルだけあって、
相当研究して似せていると思います。
そして記者会見の写真がこちらです。

出典:https://news.ameba.jp
これを見ると、スティーブ・カレルは
ボビー・リッグスにそっくりですね〜!
◆サウンドトラック
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実際に見た感想!
私はテニスを見るのが好きで、
よく四大大会の試合を見るので
今の現役女子選手が活躍出来るのは
映画のビリー・ジーン・キングや
その周りの女子選手たちのおかげだな
と思いながら映画を見ていました。
どうしてこんなにも
女性がばかにされているのか
同じ女性として腹がたつ部分も
大きかったですが、
その分当時の女性たちが
ビリー・ジーンに期待したように
映画を見ている私も彼女に期待し
応援していました。
それに
女性差別をひどい感じで描くのではなく
ボビー・リッグスを演じた
スティーヴ・カレルが
さすがコメディアンというくらい
面白く演じていたので
笑いながら見ることもできました。
スティーヴ・カレルは
ボビー・リッグスにそっくりで、
ラストに本人に写真が出てくるのですが、
本当に似ていてびっくりしました。
ビリーとボブの試合の結果は知っているのに
2人の戦いは思わず見入ってしまって
本当のテニスのゲームを見ているようでした。
実際、映画館のお客さん全員が
ゲームに夢中になっている感じで
一体となっている雰囲気がしていました。
今の女性の立場があるのも
彼女たちのおかげだと知ることができて
勉強にもなった映画でした。
そしてこの映画が
今作られた意味もよく分かりました。
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まとめ
この試合があったから、その後の
女性の立場が変わったとまで
言われています。
そんな実話を映画にした
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を
見て、現代にもある男女差別について
もう1度考え直す、いい機会かもしれません。
もちろんコメディー的に
どのくらい本人と似ているのかなどを
楽しむこともできますよ。