トイ・ストーリー、アラジン、ライオンキングなど様々なアニメで有名なディズニーですが、今年(2016年)はジャングル・ブックが映画で実写化されました。(ジャングルブックは絵本でも有名ですよね!)
私はアメリカ在住なので、日本公開日より一足早くジャングルブックを観てきましたので、早速あらすじの他にもジャングルブックの感想や評価、ネタバレを紹介していきますね。
また、2Dでみようか3Dで観ようか迷っている方にも、私は2Dと3Dの両方観てきたので(笑)下に比較を載せました。参考になれば幸いです。
これからどんどん日本版の予告、声優さんの情報なども出てくると思うので、またそちらも追記していきたいと思います。
公開日
日本でのジャングルブックの公開日は、2016年8月11日(木曜日)で、「山の日」という祝日です
予告編
この記事を書いている時点(4月20日)では日本語版のジャングルブック予告編はまだ見当たらないので、英語版の予告編を紹介します。
下の予告編は第2弾として2月にアメリカで発表されました。
このジャングルブックは、ディズニーが最先端のCGI技術を駆使して作られた映画だそうです。
予告編だけ見ても凄い迫力ですね!CGとは思えないほど周りの風景と少年モーグル、そしてクマや虎などとてもうまくブレンドされています。
動物たちの表情や動きもとてもリアルだし、話す口調に合わせて口も動いています。
周りの景色も3Dだとジャングルの中にいる気分になると思います。
ジャングルブックのあらすじ
小さい時にジャングルに取り残されてしまい、それを見つけた黒ヒョウのバギーラによってオオカミたちに預けられた人間の子供モーグリは一見幸せな生活を送っていたのだが、虎のシア・カーンにある日その存在を見つけられてしまう。
虎のシア・カーンは人間を憎んでおり、人間の子供がジャングルに存在することを許すことが出来なかった。
シアは人間は森を全滅する「脅威」であると言う。そしてモーグリもいずれはそうなると信じていた。
果たしてモーグリは人間の元に戻って虎のシアの言う通り森を「赤い花」で絶滅させてしまうのか?
豪華すぎる声の出演
ジャングルブックはお子さんと一緒に日本語吹き替え版で観る方が多いと思いますが、字幕版を見る機会があったら是非意識して聞いてみてください
以下は英語版と日本語版の声優さんの紹介です。
- 黒豹のバギーラ = ベン・キングズレー 松本幸四郎
- クマのバルー = ビル・マーレイ 西田敏行
- オオカミのラクシャ = ルピタ・ニョンゴ 宮沢りえ
- 強大なサル、キング・ルーイ = クリストファー・ウォーケン
- 巨大蛇のカー = スカーレット・ヨハンソン
- ベンガルトラ、シア・カーン = イドリス・エルバ 伊勢谷友介
個人的にはクマのバルー、巨大サルのキング・ルーイ、巨大蛇のカーの声が強烈な印象を受けました。
さすがハリウッドスターさんたちです。
私は実はあまり声優が誰とか意識せずに見ました。
クマが面白いなー、なんて思いながら、そういえばビル・マーレイが声の出演をしていたな、どのキャラだろう?
とよーく聞いたら熊さんでした!
でも最後に巨大サルがクリストファー・ウォーケンだと知った時はぶっ飛びました(笑)
そして、西田敏行さんがこの熊さんをやると知って、かなり楽しみです。
西田さんなら、ビル・マーレイくらい面白い熊さんになりそうです。
感想(ネタバレなし)
ジャングルブックは子供の絵本が元だし、ディズニーだし、可愛いらしいもんだ、なんて思っちゃいけません。
もう、すんごい迫力です!
動物があまりにもリアルすぎてかなりドキドキします。
最後の方はハラハラして、もうどうなるのかってヒヤヒヤして、足をあちこちに動かしてしまいました(笑)
それと、モーグリの男の子、すごく絵本のイメージ通りです。かわいいし、それに足が長い!!!
しかもオオカミの子供がもーかわいいのなんのって!!!一匹持って帰りたいくらい可愛いです。
動物のそれぞれの表情もとても良いし、リアルだし、キャラクターも出ていてとても楽しめました。
特にくまさんがオモシロすぎて、クマがこんなに面白くていいのか???
とツッコミを入れたくなりました。
思い返せばこの映画「ジャングル・ブック」はあまり笑うシーンは無く、どちらかというと「ほろっと泣ける」、とか「ドキッとする」場面が多かったですね。
このジャングルブックの予告編観るだけでも虎さん(シア)が怖いですが、すごい迫力なので、ジャングルブックは是非映画館で見ることをお勧めします。
2Dと3Dとどっちで観るべき?
これは好みによりますが、私は2Dで見ました(チケットが安売りしてたのでw)
でもジャングルブックは絶対もう一度3Dで見直したい、と思える映画です。というかおそらく3Dでもう一度見に行きます(笑)
ただ、私はビビリなので、一回目は2Dで見ておいて良かったと思います。
絵本「ジャングル・ブック」がサファリパークになったような感じです(笑)
これは3Dでジャングルの中に自分がいるという感覚を味わってみたいですね。
本当にドキッとするシーンやハラハラするシーン満載なので、これを初回から3Dで見たらちょっと怖すぎかも(笑)
ネット上で調べた所、これは3Dのための映画なので絶対3Dで観るべきだ、と言っている人が沢山いますね。
また3Dで見たらそちらの感想も書きますね!
追記:3Dで観てきました!
やはり3Dだと迫力も増しますね!
もしあなたが3Dで観るか、2Dで観るかを迷っているとしたら、私は3Dで観ることをお勧めします。
遊び感覚のビヨーンって飛び出す系の3Dは思ったよりも少なかったですが、
3Dで観ることによって更に詳細なジャングルの様子がよく分かります。
ただ、あまり前の方で見ると結構目が疲れるので気をつけて下さいね!
ここからは少しネタバレになるので注意してください。
私が3Dで良いなと思ったシーンは、
- 始めの方のジャングルの様子
- 各動物の表情
- 蛇さんのところ
- 回想シーンの火が出てくるところ
- 最後のシーン
- 映画のストーリーが終了した直後のエンディング
ですね。
特に、最後のエンディングは3Dで観るのと2Dで観るのとで全く違います。
映画が終わってすぐに帰らずに少し見ていってください。結構楽しいですよ!
映画の前に「アリス・イン・ワンダーランド」や「ゴーストバスターズ」のCMをやっていたのですが、
この2作はビックリ系の3Dなんかが飛び交っていましたが、ジャングルブックはそういう「面白系」というよりは、壮絶なジャングルの中に自分がいるような気分にさせてくれる、という感じの3Dです。
1つ1つの動物がとても良い表情を出しているし、そういったところは3Dの方がよく分かります。
ただ、走るシーンとか結構あったりして、目が疲れます。
3Dに慣れていない人はちょっと後ろの方の席の方がいいですね。私はかなり前の方で観ましたが、普段2Dでは余裕なんですが、3Dになったとたん
ものすごく画面が近くなった感じがして慣れるまでに時間がかかりました。
感想(ネタバレあり)
さて、こちらはジャングルブックのネタバレありありの感想になりますのでご注意下さい!!!!
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ジャングル・ブックはモーグリがオオカミと一緒に生活している様子から始まります。
遠吠えがとても可愛らしいです。
しかし、結構序盤でメジャーなキャラクターのオオカミさんが(名前は伏せときます)人間をかくまっていることに対して虎のシアの怒りに触れ殺されてしまいます。
これがものすごくショックでした。
とても賢く、モーグリを育てたオオカミの一人(匹)で、本当に悲しかったです。
モーグリは人間の中でもかなり賢い子なんじゃないかと思います。
石をカチカチやっているしぐさを見て、火を発明してしまうのじゃないかとヒヤヒヤしてしまいました(笑)
誰からも教えられずあそこまで人間の頭脳を発達させていったモーグリはすごいな、と思いました。
あと、熊さん、ビル・マーレー最高ですね!クマと黒豹が仲良しなんて微笑ましいです。
そして、ビル・マーレーもクリストファー・ウォーケンもこの映画で歌っちゃってます。
巨大サルさんがすごく怖そうな見かけで、でもとっても優しく話しかけるんですよ。
でも追いかけてくるシーンなんてやっぱり怖かったですけどね。もう話し方とのギャップが本当に凄くて強烈でした。
もちろん虎さんのシアさんもとても怖かったです。
最後のシーンは本当にハラハラしました。虎もクマも黒豹もすごい高い所まで行けちゃうんだな、と恐ろしく思ってしまいました。
この話ではモーグリは結局人間の村で人間と交流をとらずに帰ってきてしまいましたが、それが何となくちょっと残念だったかな、という気がします。
もうちょっと人間とのやり取りがあっても良かったかな〜なんて思っちゃいました。
でも全体的にはとてもCGがよく出来ていて見応えのある作品だと思います。
この映画、ジャングルブックは実写版なんですが、結局出てくる人間はモーグリくらいなので、見ていても絵本を見ているような(いやもっと怖いけどw)気分になります。
大人も子供も楽しめる映画「ジャングル・ブック」是非おすすめです!